し み



しみと漢方について

 シミは肝斑とも呼ばれ、肝臓機能の不調で起こるという説もありますが、卵巣や腎臓などの障害や、妊娠、精神的ストレス、不規則な生活などでも生じ、原因ははっきりしません。にはビタミンC剤が使われ、ある程度の効果があります。
 漢方で、かなりよい効果を得ることがありますが、完全に消える例は少なく、

シミ概説

シミとは、メラニン色素が沈着してできる薄黒い斑点です。
シミは、頬や額、口のまわり、目の周りにでき、その原因の多くが、紫外線によるものです。本来、28日周期で起こる肌のターンオーバーによって、メラニン色素も角質と一緒に体外へ排出されますが、過剰に紫外線を浴びると新陳代謝が鈍り、体外に全てを排出できず、シミになってしまいます。紫外線を浴びると細胞内にメラニン色素が発生し、紫外線による肌へのダメージを防いでくれますが、このメラニン色素が肌に残ることによってシミができます。
シミと加齢は関連性があります。シミは新陳代謝の衰えが関係していますので、年を重ねることによって、新陳代謝が衰え、シミができやすくなります。
女性ホルモンもシミと関係があり、排卵から次の生理までの2週間に、メラニン色素ができやすくなります。また妊娠中もメラノサイト刺激ホルモンが、通常時の10倍近くにも増えるため、メラニン色素が作られ、シミができやすくなります。
アトピーやニキビなどの皮膚の炎症も色素細胞を刺激し、メラニンを発生させ、シミを作り出します。

シミの原因

1.ストレスによるシミ:現時点ではどのような仕組みで起きているのか具体的にはわかっていません。
2.紫外線によるシミ:紫外線にあたりやすい部位に症状が現れ、実際に紫外線をあびることが症状の悪化と関連している場合が多いので、発症の原因として紫外線が重要であると考えられています。
3.女性ホルモン:女性に多く、妊娠時に濃くなることや、経口避妊薬によって引き起こされることがあることなどから、女性ホルモン、とくに卵胞ホルモンと黄体ホルモンとの関連が指摘されています。

シミの分類

1.炎症性色素沈着:かぶれやニキビなど皮膚に炎症を起こした後に出来るシミで紫外線に当たるとさらに悪化してしまいます。ターンオーバーによって自然に消えていくことがほとんどですが、加齢や体調不良によって新陳代謝が衰えていると、治りにくいこともあります。
2.雀卵斑(ソバカス):遺伝的に発生することが多く、鼻を中心に左右対称に散在する小さい色素斑のことをいいます。主に顔の目の下にみられる、直径3~5ミリの細かく散在した茶色の色素斑で、手背中肩にもできることがあります。紫外線の影響で濃くなる場合もあり、再発しやすいことが特徴です。
3.肝斑(かんぱん):目の周囲を除いた頬の高い位置や額などに左右対称で現れ、地図のような形状をしているのが特徴です。原因は諸説ありますが、女性ホルモンが大きく関与していると言われ、その他に妊娠やピル心理的原因肝機能障害皮膚への過剰刺激そして紫外線など原因はさまざまです。しかし60歳以降になると症状が軽くなるといわれています。
4.脂漏性角化症(老人性いぼ):30歳代以降の男女の顔やカラダにも現れます。角質細胞の増殖によりイボのように若干膨らんだしみです。加齢紫外線が主な原因といわれています。老人性色素斑(日光性色素斑)とよく合併します。
5.老人性色素斑(日光性色素斑):日光性黒子とも呼ばれ、早ければ30歳代で、多くは40歳以降に顔面手背前腕など日光(紫外線)にあたるところにでる濃い褐色の境界明瞭なしみをいいます。加齢紫外線の影響でできる茶色い色素斑です。しみの多くはこのタイプにあたります。発生当初は薄い茶色をしていますが、次第に濃くはっきりしてきます。

シミの症状

シミの症状は、顔面、とくに頬、額、上口唇に左右対称に淡褐色の色素斑が現れます。妊娠時に現れる場合は、妊娠2~3カ月ころから現れることが多く、次第に色調が濃くなります。出産後には徐々に消えていく場合もありますが、長期に持続する場合もあります。
シミの中でも日光性黒子が多いと思われていますが、30代以上の女性の中には、その症状から実は肝斑が多いケースも。シミといえば、形がはっきりしていて黒っぽく、点在しているものというイメージかもしれませんが、このようなタイプのシミは日光性黒子やソバカスなのです。

シミの検査と診断

シミの検査は特にありません。 皮膚の症状から診断ができます。

シミの西洋医学

1.内服
2.レザーの施術
  
シミ対策
1.栄養バランスのとれた食事:毎日の食事から良質のタンパク質を摂取するようにし、体内での代謝を良くするためにビタミンやミネラルを豊富に含んだ食べ物を積極的に摂るように心掛ける必要があります。無理な食事制限などをしたダイエットはシミの原因にもなるので注意しましょう   
2.睡眠時間は十分にとる
睡眠はシミ対策として重要な項目で、睡眠不足による影響もかなり大きいです。また眠りにつく時間も大切で、22時から翌日2時までは成長ホルモンが多量に分泌される時間であり、皮膚の新陳代謝にとっても大切な時間帯です。   
3.運動習慣を心掛ける
運動をすることで全身の血行をよくすると共に細胞の新陳代謝も活発になりますので、髪の毛にとっても好影響を与えてくれます。また、運動によりカラダを動かすことでストレスの解消にも繋がり、このこともシミ対策にとって良い要素となります。  
4.ストレスや疲れは溜め込まない
ストレスや過労は自律神経の働きやホルモンのバランスを崩すこととなり、結果的に皮膚に悪影響を与えることとなります。また、シミを気にし過ぎることも過度のストレスを生じさせる原因になりますので、深刻な悩みになっている場合であれば、専門の病院で相談することも大切です。






ただし、中医学では、これだけではない、その病名ではなく、症状や体格体質「証」と言います)をみて処方を決めます。
「証」に応じた処方を行うことにより、日本漢方より様々な自覚症状改善されていきます


最終編
当中国医学センターの本場針灸の中医学を紹介致します

最新中国漢方実績とデータを詳しくご紹介致します、ご参考ください


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(首都医大学附属北京中医医院, 北京100010)


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