無月経と排卵障に対する漢方医学漢方薬の効果と経験症例
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新着喜び声:
症例:生理不順 関東地方 37歳 U 女性 2015年4月2日
2016年4月2日
漢方薬を1ヶ月服用しの漢方薬の効果を実感
<以下は患者さんからの声です>
2016年3月13日
漢方治療開始前まで経過:
20代頃から月経不順あり、病院で漢方薬を処方してもらったり、ホルモン剤を服用していた。
2014.8.25第1子出産、2015.9.26月経再開するも、2回程で、その後月経見られず・
症例:多嚢胞性卵巣症候群 関東地方 35歳 SE 女性 2015年3月31日
2015年3月31日
漢方薬を1ヶ月服用しの漢方薬の効果を実感
<以下は患者さんからの声です>
2015年2月13日
漢方治療開始前まで経過:
生理不順が続いたので・・・
昨年末に同院でホルモン検査を受け、2014/12/
多嚢胞性卵巣症候群を少しでも改善し、
症状: 無月経 多嚢胞性卵巣症候群 東京近郊 23歳未婚女性
今年の2月に生理が来て、その後きませんでした。初経17才でその後も自然に生理がくるのは、3回のみ。普段は無月経
婦人科に受診したところ、未熟な卵子が多数あり、排卵はなし。基礎体温は単相で高温期はなし。多のう胞性卵巣症候群と診断され、ピルを処方されました。その後も他の漢方を飲みましたが、効果はありませんでした。今年の2月に生理が来て、その後きませんでした。2013年8月29日にに相談に行きました。の煎じ薬を1週間飲み終わるころに、おりものが増えて来て、約15日分の漢方薬を飲み終わる頃に久しぶりに生理がきました。これからもよろしくおねがいいたします。
2013年9月19日
無月経概説
性成熟期を迎えた女性で、月経が来ない状態を無月経といいます。これには、生まれてから一度も月経のない原発性(げんぱつせい)無月経と、一度は月経が来たものの無月経の状態に陥った続発性(ぞくはつせい)無月経とがあり、原因は異なります。
両者の定義は、原発性無月経は満18歳を迎えても初経が来ない状態、続発性無月経はそれまであった月経が3カ月以上停止している状態をさします。続発性無月経は、病的なもの以外にも妊娠、授乳、閉経などの生理的な変化による場合も含んでおり、注意が必要です。
原発性無月経
生まれてから18歳の誕生日を超えても、一度も月経を経験していないこと。性分化異常や染色体異常など、根本的な生殖器の要素に起因することが多い。 ちなみに生まれて初めての月経のことを初潮(しょちょう menarche)または初経(しょけい)と言い、おおむね11歳から14歳頃に発生することが多く、もし16歳頃までに初潮を迎えなかった女子は念のため婦人を受診しておくことが望ましい。
続発性無月経
いったん反復的な周期の月経を経験していた女性が、3か月以上月経がなくなってしまうこと。体調不良、精神的ストレス、無理なダイエットや拒食症過度のスポーツなどで体脂肪が少なくなりすぎた場合、薬の副作用等でしばしば起こりうる。
続発性無月経は非常に頻度が多い疾患であり、特に視床下部性のものが多い。原発性無月経は極めて稀で染色体異常が原因であることが多い。
無月経部位別原因
視床下部性
原発性としてはカルマン症候群、フレーリヒ症候群、ローレンスムーンビードル症候群、プラダーウィリー症候群などがある。続発性としてはキアリフロンメル症候群、アルゴンツデルカスティーユ症候群、神経因性食欲不振症、体重減少性無月経などがあげられる。カルマン症候群は無嗅覚症を合併する遺伝性疾患であり、視床下部におけるゴナドトロピン産出の低下、全身奇形を伴う症候群である。フレーリヒ症候群は女性型の肥満、性器の発育障害を2主徴とする症候群であり、視床下部に器質性疾患をもつ。頭蓋咽頭腫によるものが最も多く、視覚異常や頭蓋内圧亢進症を伴う場合が多い。ローレンスムーンビードル症候群は肥満、網膜色素変性、多指症、合指症、生成ん機能障害、家族内発症を6主徴とする疾患であり、低身長、視神経萎縮、片側腎欠損、難聴、夜盲、尿毒症、精神障害を伴うこともある。キアリフロンメル症候群は妊娠・授乳に関連して起こる視床下部性高プロラクチン血症である。アルゴンツデルカスティーユ症候群は妊娠、授乳に無関係におこり、トルコ鞍にも異常がない視床下部性高プロラクチン血症である。
下垂体性
原発性としては先天性ゴナドトロピン欠損症などがあげられる。続発性としてはシーハン症候群、フォーブスオールブライト症候群、下垂体腺腫などがあげられる。フォーブスオールブライト症候群は下垂体に器質性疾患(大抵は腺腫)が存在するため高プロラクチン血症にいたった場合である。シーハン症候群は分娩時の大量出血またはショックにより下垂体血管の痙縮、二次性血栓が生じ下垂体梗塞によって下垂体機能的低下症が起こる病態である。
卵巣性
原発性としてはターナー症候群などがあげられる。続発性としては多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、早発卵巣機能不全、卵巣摘出などがあげられる。早期卵巣機能不全とは40歳未満で高ゴナドトロピン性低エストロゲン血症(閉経パターン)となる。卵子が0となったときや、FSH、LHの感受性が著しく困難になった場合である。一般に排卵誘発は極めて困難である。
子宮性
原発性としてはロキタンスキーキュスターハウザー症候群、子宮奇形などがあげられる。続発性としてはアッシャーマン症候群、子宮内膜炎などがあげられる。ロキタンスキーキュスターハウザー症候群はミュラー管の発生異常による先天性腟欠損症である。卵巣の機能は正常であるが泌尿器系、骨格系の異常を伴うこともある。 アッシャーマン症候群は外傷性子宮内膜癒着症であり子宮腔内の手術操作が原因となる。
腟性
原発性として処女膜閉鎖症、腟閉鎖症があげられる。
エストロゲン分泌の有無に分類
プロゲステロン投与としてはプロルトン50mgの筋注後3~6日ほど、またはゲスターゲン剤(ルトラール2mg 2T2×またはデュファストン 5mg 2T2×)を5日間内服し2~7日で3日以上持続持続する消退出血を調べる。消退出血があれば第一度無月経である。これをゲスターゲンテストという。ゲスターゲンテストで陰性であった場合はエストロゲンゲスターゲンテストを行う。これはエストロゲン製剤を10日間内服したのちエストロゲンゲスターゲン合剤を10日間内服(プレマリン0.625mg 2T2× 10日内服後、ノアルテンD 1T1× 11日内服)し2~4日で3日間持続する消退出血があるかどうかを調べる試験である。
第一度無月経
エストロゲンが分泌されているもの。内膜が増殖しているのでプロゲステロン投与で消退出血が起こる。
第二度無月経
エストロゲンが分泌されていないもの。内膜は増殖していないのでプロゲステロン投与では消退出血は認められず、エストロゲンとプロゲステロンの投与で消退出血が起こる。無月経の期間が長いほど第二度無月経に陥っている割合も高くなり、無のまま長年放置しておくと子宮の退縮や若年閉経を招く場合もある。また、体重減少性無月経は、短期間でも比較的第二度無月経に至りやすい傾向がある。
この試験を行うことで法は決定できる。ホルモン補充療法(無月経に対して)のは第一度無月経ではホルムストローム療法を行う。これはプロゲステロンの周期的な投与であり、消退出血後、ルトラール2mg 2T2×またはデュファストン 5mg 2T2×の5日間の内服を繰り返していくというものである。第二度無月経のホルモン補充療法として知られるカウフマン療法は消退出血後5日目からプレマリン0.625mg 2T2× 10日内服後、ノアルテンD 1T1× 11日内服を繰り返すというものになる。挙児希望の場合は月経の誘発だけでは不十分であり排卵誘発を行う。排卵誘発は上記よりも副作用も強く、高価であることに注意する。排卵誘発はあくまでも不妊症のであり、無月経のではない。
高プロラクチン血症
プロラクチンの分泌は視床下部からのPIFの分泌によって抑制されているのが通常である。即ち視床下部の障害によって脱抑制され、高プロラクチン血症にいたる。PIF分泌に最も関与するのがドパミンと考えられている。またTRHはTSHだけではなくPRLの分泌を促進する作用があるということを念頭に置くと理解しやすい。主な原因を列記する。
○PRL産出下垂体腺腫(プロラクチノーマ):腺腫の存在によりPRLの自律性分泌によるPRL過剰である。以前はフォーブスオールブライト症候群といわれていた。ミクロアデノーマ、マクロアデノーマの両方が存在する。マクロアデノーマで視野障害や下垂体卒中がある場合はハーディ手術を行うこともある。
○視床下部・下垂体障害:視床下部の機能的障害や視床下部におよぶ腫瘍、炎症、肉芽腫によってドパミンの産出、輸送が障害されるとPIF脱抑制によってPRLの分泌が亢進される。特発性の場合はドパミン作動薬であるブロモクリプチンの投与で改善することが多い。
○ 薬剤性 :ドパミン遮断薬クロルプロマジンなどが存在するとPIF脱抑制が生じ、PRL分泌が亢進される。
○ 甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの低下によって視床下部からのTRHの分泌が亢進し、その結果PRL分泌も亢進される。甲状腺機能異常は亢進すると妊娠、周産期に問題となり、低下すると無月経となるため生殖においては非常に問題である。
西洋医学無月経
は目的によって大きく異なる。無月経に対するとしてはホルモン補充による月経の誘発である。これはエストロゲン依存性腫瘍(子宮体がん、乳がん)の予防に有効である。不妊に対してのはまた異なる。以下に不妊症で行う排卵誘発に関して述べる。排卵誘発には大きく分けてクロミフェン療法とゴナドトロピン療法が存在する。近年はIVF-ETを併用することも多い。不妊症を参照のこと。
クロミフェン療法 第一度無月経や希発月経、無排卵周期症、多嚢胞性卵巣症候群の一部で用いられる法である。エストロゲンアナログであるクロミフェンを投与することでエストロゲン受容体複合体を減少させ、ゴナドトロピンの分泌を促進させるという原理に基づく。月経周期または消退出血の5日目よりクロミッド50mg 3T3×を5日間内服させる。疾患によってはクロミフェンに他の薬物を併用することもある。クロミフェン-ゲスターゲン併用療法などが知られている。 ゴナドトロピン療法 第二度無月経やクロミフェン療法無効例はゴナドトロピン療法を行い排卵を誘発させることがある。ゴナドトロピン療法は多胎妊娠、卵巣過剰刺激症候群といった命にかかわるリスクが存在するため、十分な説明の後に行うことが望ましい。hMG-hCG療法とPMS-hCG療法がよく知られている。FSH様作用をもつhMG、PMSを投与後にLH様作用をもつhCGを投与するというものである。
【症例】(千葉県 40代女性)
4年前に生理が止まってしまい、症状は苦しい頭痛や急なのぼせ発汗、不眠などもあり仕事が休職状態になってしまいました。そこで婦人で受診したところ女性ホルモンが不足していることが分かり、女性ホルモン療法で2年間しました。ホルモン注射をしている間は生理が来ましたが、注射をやめるとすぐ止まってしまうことが続き、効果がありませんでした。これ以上のホルモンは副作用が心配されることから、主治医からは「は中止しましょう」と言われてしまいました。その後別の病院でうつ病と診断され、漢方(抑肝散、加味逍遙散など)と西洋薬を飲み始めましたが、また他に人參など高額なものに勧められて、同じくあまり変化はありませんでした。
今年8月から東京漢方薬局香港堂で処方していただき、約3ヶ月ほどで一年半ぶり生理が自然に来るようになり驚きました。同時に苦しい頭痛や急なのぼせ汗、不眠などの全身症状も改善されて仕事にも復帰できるようになりました。現在も続けて漢方を服用中です。」
なぜ初めに服用した漢方はあまり効果がなかったのか?
西洋医学から見た場合「病名:うつ自律神経失調」というと日本では抑肝散、加味逍遙散などの漢方を使うのが当たり前ですが、実はこの患者さんの「証」は「腎陰虚型」なので、抑肝散、加味逍遙散などの気の巡りの漢方は始め時期有効かも、今「証」が変わりましたのであまり効果がありません。逆に使いすぎると女性ホルモンをさらに減少させることもある、「腎陰虚」はさらに悪化してします。東京漢方薬局香港堂はこの患者さんの腎陰虚型の証から「滋陰補腎」の漢方を中心に処方しました。熟地黄、芍薬、山茱、食品に枸杞の実、女貞子、旱蓮草・・・などを與ましたです。ですから西洋医学の考えである『うつ自律神経失調更年期障害には抑肝散が効く」からといって患者さん全員に効くわけではありません。同じ病名でも患者さんによって色々な証の型がありますので、漢方医学から処方当然違ってきます。これがいわゆる「同病異治」です。
今まで西洋医学また保険診療漢方外来、病院のエキス剤、粉薬、錠剤、他店の煎じ薬などいろいろな法を試しても満足しない方は、東京漢方薬局香港堂の煎じ薬、民間薬をお試し下さい。
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- 2.メールTelにてご相談できます。
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- 遠方の方は舌表面の写真1枚が必要です(携帯で写真を撮って下記のメールアドレスに送ってください)
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- メールアドレス:hongkongryuhou@gmail.com
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終編
東京漢方薬局香港堂から本場針灸の中医学実績と症例を紹介致します。
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(首都医大学附属北京中医医院, 北京100010)
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東北地方:青森県 岩手県(盛岡) 宮城県(仙台) 秋田県 山形県 福島県
関東地方:茨城県(水戸) 栃木県(宇都宮) 群馬県(前橋) 埼玉県(大宮) 千葉県 神奈川県(横浜)
中部地方:新潟県 富山県 石川県(金沢) 福井県 山梨県(甲府) 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県(名古屋市)
近畿地方:三重県(津) 滋賀県(大津) 京都府 大阪府 兵庫県(神戸) 奈良県 和歌山県
中国地方:鳥取県 島根県(松江) 岡山県 広島県 山口県
四国地方:徳島県 香川県(高松) 愛媛県(松山) 高知県
九州地方:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
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