QLOOKサイトマップ解析
                                                 
 

難病特集:原発性アルドステロン症
       


原発性アルドステロン症に対する漢方医学漢方薬の効果と経験症例
関連病気:



当サイドは漢方薬の情報を中心に提供いたしますが、より詳細な難病の西洋医学情報は他の西洋医学専門サイトをご参照お願いします 



■概念定義


原発性アルドステロン症(primary aldosteronism:PA)は、副腎皮質病変(副腎皮質腫瘍または過形成病変)により、アルドステロンの自律的過剰分泌が生じた病態である。高血圧症例にて低レニン性高アルドステロン血症をスクリーニングする。確認試験の後副腎病変の局在診断を行う。PAの病型分類にて、片側性か両側性に分けて考えると理解し易い。
すなわち、
1)片側副腎病変: 副腎腺腫(aldosterone producing adenoma:APA)、
片側性副腎過形成(unilateral adrenal hyperplaia:UAH)、
片側性副腎多発微小結節(unilateral multiple micronodules:UMN)、
癌腫(aldosterone producing carcinoma:APC)、
2)両側副腎病変: 両側副腎過形成(idiopathic hyperaldosteronism:IHA)、
両側副腎腺腫(bilateral APAs)、
糖質コルチコイド反応性アルドステロン症 (glucocorticoid suppressive  hyperaldosteronism:GSH)である。

アルドステロンの過剰分泌でナリウム(Na)貯留に傾き体液増加に従って高血圧が生じ、同時にカリウム(K)排泄増加 による低K血症、HCO3増加による代謝性アルカローシス、そしてアルドステロンそのものによる臓器障害(脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、心肥大、不整脈、腎不全等)をもたらす疾患である。片側副腎病変であれば その摘出を、両側病変ではアルドステロン受容体拮抗剤(最近では、両側副腎の部分摘出も行う)、GSHではステロイド剤などによる薬物療法を行う。なお、食塩摂取量や薬物の影響により初診時に低K血症を示さない症例も多いので、注意が必要である。





■疫学


PAの最初の発見者であるConnは、全高血圧患者の20%以上を占めると極めて頻度の高い疾患と報告した。しかし実際は、 低K血症を疾患特異的症状として高血圧患者をスクリーニングし確定診断した研究では、PAは高血圧の1%以下の稀少疾患と考えられてきた。一方、最近の研究では、PAにおける低K血症を示す患者の割合は、海外では9~37%、わが国では18%と低く、低K血症をマーカー としてPAをスクリーニングすることは困難であることが明らかにされてきた。
また、2000年を境に、血中アルドステロン濃度/血漿レニン活性の比(ARR)がスクリーニング指標になると言われるようになり、高血圧の5-20%程度の頻度で発見されるとの報告が相次いでいる。
1)血圧が160/100mmHg以上、2)治療抵抗性高血圧、3)低K血症、4)副腎腫瘍を持つ高血圧、5)40歳以下の脳卒中の既往のある高血圧、6)一等親の中に本疾患を発症した家族歴のある高血圧、等で特に発症頻度が高いと言われている。糖尿病を伴う高血圧でも頻度が高いと報告されている。可能な限り、高血圧初診時にスクリーニングする必要がある。治療中でも全ての高血圧で本症を疑う必要がある。



■病因


PAの病因別病型分類は、概念定義の項で示した通りである。

APAが、約70%を占め、IHAが20%程度を占める。その他の病型は稀である。病因が遺伝子レベルで明 らかな代表疾患はGSHである。アルドステロン合成酵素(CYP11B2)とステロイド11β-水酸化酵素(CYP11B1)は、同じ第8染色体上にコードさ れ、この2つの遺伝子が不均等交差によりキメラ遺伝子CYP11B1-CYP11B2ができ、このキメラ遺伝子産物が副腎皮質束状層に異所性に過剰発現す ることにより、ACTH刺激によりアルドステロンが束状層で過剰に産生される。したがって、デキサメタゾン内服にてACTHを抑制すると、アルドステロン 産生が抑制され血圧も低下する。


■症状


典型例では、高血圧および低K血症が主症状である。低K血症がある場合は、筋力低下、四肢麻痺などを示すことがあるが、低K血症を呈するのはPAの約20%で、PAの診断における感度特異度は低い。なお、食塩を負荷して低K血症が惹起されれば本疾患が疑われるので 精査するとよい。他に、口渇、多尿、多飲を訴える症例が多い。


■治療


ARRが高値の場合は、副腎静脈採血による病型分類の前に、3種類の確認検査(カプトプリル負荷試験、フロセミド立位負荷試験、生理食塩水負荷試験)の内2種以上の検査を行い、確定診断を行う。さらに、副腎静脈採血 (adrenal venous sampling:AVS)を行ってアルドステロンの過剰分泌部位が両側性なのか片側性なのか、また片側性であれば右副腎が原因か左副腎が原因かを鑑別することが必要となる。すなわち、手術を希望する場合は局在診断を正確に行い、病変側副腎摘出術を行う。また、また、局在診断の結 果、両側副腎病変と判定された場合や、全身状態から手術不能例、薬物療法を希望した症例では薬物療法を行う。


1.外科的処置


片側副腎腫瘍に対して、腹腔鏡下副腎摘出術を施行する。


2.薬物療法


原則として片側病変であれば、外科的処置を行うが、手術を希望しない例、手術不能例、両側副腎病変では薬物療法を行う。

a. GSH以外の全ての症例に対して
1)単独あるいは以下の2)を追加する。
<処方例>
1) アルダクトンA錠(25mg) 1ー4錠 分1-2
または、セララ錠(25mg) 2ー4錠 分2
2) ノルバスク錠(アムロジン錠)(5mg) 1-2錠 分1-2
低K血症があれば、K製剤を適宜追加投与する(アルダクトンA,セララ錠使用時は、原則K製剤の併用は行わない。高K血症となる為)。

b. GSHに対して
はじめに、デキサメタゾン0.125~0.25mgまたはプレドニゾロン2.5~5mgを眠前投与する。
1)単独、あるいは以下の1)と2)を併用する。
<処方例>
1) デカドロン錠(0.5mg) 1/4-4錠 分1
2) アルダクトンA錠(25mg) 1-4錠 分1-2
または、セララ錠(25mg) 2-4錠 分2


■予後


適切に治療されれば心血管系イベントが防げる。逆に、本症を放置すると脳卒中、心筋梗塞、不整脈、腎不全を高率に合併する。 APAでは腺腫摘出術後に高アルドステロン血症は是正され、多くの症例で血圧は改善するが、術後約30%の症例では血圧が正常化しない。これは、手術まで の罹病期間や本態性高血圧の合併さらには肥満の影響などが想定されている。しかし、高アルドステロン血症は、脳血管疾患や心肥大などの危険因子であること から、早期の診断および積極的な外科的処置による治療が優先される疾患である。なお、術後の一過性腎機能低下を認める例が多い。腎血流量の低下の影響で腎機能が悪化するがCr上昇例でも問題ない場合が多く、数年以内に是正されてくる。術後の過度の減塩、過剰K摂取には注意が必要で術前の食習慣を変更するとよい。




















    

予約制
日本全国どこからでも相談可能です。(ご遠方は舌の写真など必要です、下記のメールアドレスに送ってください。)

メール:お問い合わせ
メールアドレス:hongkongryuhou@gmail.com
電話:0362623935  




最終編
当中国医学センターから本場針灸の中医学実績と症例を紹介致します

今の最新中国おすすめの人気漢方名医実績とデータを詳しくご紹介致します、ご参考ください。


工事中

(首都医大学附属北京中医医院, 北京100010)


今まで西洋医学また保険診療漢方外来、病院のエキス剤、粉薬、錠剤などいろいろな法を試しても満足しない方は、当中国医学センターの煎じ薬、民間薬をおすすめします

問い合わせ


 


安心安全な漢方薬
漢方薬の安全性について、当中国医学センターの漢方はすべて大手漢方生薬メーカーの「ウチダ和漢薬」などから仕入れし、「薬局製剤指針」より作られ。安全の確保のため、すべての生薬は理化学試験、重金属ヒ素残留農薬管理、微生物など検査済みで高品質ものです




薬局・-ページトップへ戻る当中国医学センターの漢方相談対応可能地域


 千代田区(銀座) 中央区 港 区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区 東久留米市 西東京市 武蔵野市 三鷹市 狛江市 調布市 清瀬市 東村山市 小平市 小金井市 稲城市 多摩市 府中市 国立市 国分寺市 東大和市 立川市 日野市 武蔵村山市 昭島市 町田市 瑞穂町 羽村市 福生市 八王子市 青梅市 日の出町 あきる野市 檜原村 奥多摩町・上野、池袋、品川、横浜、日本橋、など

千葉県
習志野市、船橋市、我孫子市、流山市、取手市、柏市、野田市、市川市、松戸市、柏市、三鄕市、鎌ケ谷市、八千代市、四街道市、印西市、利根町、取手市、龍ケ崎市、稲敷市、鹿嶋市、潮来市、行方市、牛久市、土浦市、石岡市、霞ヶ浦市、小美玉市、千葉市、東金市、佐倉市、成田市、大栄、佐原、成東、八街市、酒々井町、栄町、神崎町、旭市、銚子市、市原市、茂原市、勝浦、木更津市、袖ヶ浦市、横芝光町、山武市、芝山町、多古町、大網白里市、香取市、白井市、蘇我市・・など

北海道地方:北海道(札幌)
東北地方:青森県 岩手県(盛岡) 宮城県(仙台) 秋田県 山形県 福島県
関東地方:茨城県(水戸) 栃木県(宇都宮) 群馬県(前橋) 埼玉県(大宮) 千葉県 神奈川県(横浜)
中部地方:新潟県 富山県 石川県(金沢) 福井県 山梨県(甲府) 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県(名古屋市)
近畿地方:三重県(津) 滋賀県(大津) 京都府 大阪府 兵庫県(神戸) 奈良県 和歌山県
中国地方:鳥取県 島根県(松江) 岡山県 広島県 山口県
四国地方:徳島県 香川県(高松) 愛媛県(松山) 高知県
九州地方:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
横浜市 大阪市 名古屋市 神戸市 京都市 福岡市 川崎市 さいたま市 広島市 仙台市 北九州市 千葉市 世田谷区 堺市 新潟市 浜松市 熊本市 相模原市 練馬区 静岡市 岡山市 大田区 足立区 江戸川区 船橋市 鹿児島市 八王子市 川口市 杉並区 姫路市 板橋区 松山市 宇都宮市 東大阪市 松戸市 西宮市 倉敷市 市川市 大分市 金沢市 福山市 江東区 尼崎市 長崎市 葛飾区 町田市 富山市 豊田市 高松市 横須賀市 岐阜市 藤沢市 枚方市 柏市 宮崎市 豊中市 長野市 豊中市 一宮市 岡崎市 高崎市 和歌山市 奈良市 品川区 高槻市 吹田市 旭川市 高知市 川越市 いわき市 所沢市 前橋市 郡山市 大津氏 北区 越谷市 新宿区 秋田市 那覇市 中野区 四日市市 春日井市 久留米市 青森市 盛岡市 福島市 明石市 津市 豊島区 長岡市 下関市 市原市 函館市 茨城市 水戸市 目黒区 八尾市加古川市 福井市 徳島市 佐世保市 平塚市 府中市 山形市 富士市 墨田区 草加市 松本市 呉市 寝屋川市 佐賀市 八戸市 春日部市 茅ヶ崎市 大和市 宝塚市 厚木市 上尾市 調布市 太田市 つくば市松江市 伊勢崎市 文京区 港区 渋谷区 荒川区 上越市 熊谷市 沼津市 鈴鹿市 岸和田市 甲府市 小田原市 鳥取市 山口市 西東京市 伊丹市 日立市

をもとに、千葉、埼玉、茨城、日本全国対応の難治性疾患の漢方薬相談専門店


















 
  
Copyright(C) All Rights Reserved.