難病特集:びまん性汎細気管支炎
びまん性汎細気管支炎に対する漢方医学漢方薬の効果と経験症例
関連病気:
当サイドは漢方薬の情報を中心に提供いたしますが、より詳細な難病の西洋医学情報はへ
‖概念定義
びまん性汎細気管支炎(diffuse panbronchiolitis;DPB)は1969年に本間,山中らによって臨床病理学的に独立した疾患として提唱され,1983年に初めて欧米誌(Chest)にその疾患概念が紹介された。本症はこれまで日本人(モンゴロイド)に多く,病理学的には呼吸細気管支に病変の主座をおく難治性呼吸器疾患とされ,現在ではFraser&Pareの「Diagnosis and Disease of the Chest(第3版,1989年)」など欧米の教科書にも記載されたことにより,世界的にも知られる呼吸器疾患となった。1980年代前半までの約15年間は疾患概念普及の時代であったとともに,治療の面では有効な治療法のない最も困難な時代でもあった。1985年以降,エリスロマイシン(EM)など14員環マクロライド剤による少量長期療法が導入された結果,著しい予後の改善が得られている。
びまん性汎細気管支炎とは,両肺びまん性に存在する呼吸細気管支領域の慢性炎症を特徴とし,呼吸機能障害をきたす疾患である。病理組織学的には,呼吸細気管支を中心とした細気管支及び細気管支周囲炎であり,リンパ球,形質細胞など円形細胞浸潤と泡沫細胞の集簇がみられる。しばしばリンパ濾胞形成を伴い,肉芽組織や瘢痕巣により呼吸細気管支の閉塞をきたし,進行すると気管支拡張を生じる。
男女差はほとんどなく,発病年齢は40~50歳代をピークとし,若年者から高齢者まで各年代層にわたる。慢性の咳,痰,労作時息切れを主症状とし,慢性気道感染の進行による呼吸不全のため不良の転帰をとることが多かったが,近年エリスロマイシン療法などによって予後改善がみられている。高率に慢性副鼻腔炎を合併又は既往にもち,HLA抗原B54との相関などから遺伝性体質の関与が示唆されている。
‖病因
DPBの病因は末だ不明であるが,高率の副鼻腔炎合併家族発生頻度の高いことなどから,気道系防御機構を中心に遺伝子又は体質的要因の関与が考えられている。
特に,モンゴロイドに保有率が高く,白人ではほとんど存在しない遺伝子HLA-B54が高率に認められ,DPBは,我が国や韓国,中国に発症をみる人種特異性の強い疾患である可能性が濃厚である。
‖治療
我が国においてびまん性汎細気管支炎(DPB)の疾患概念が認められて以来,そのテーマの1つは,慢性気道感染症としての難治性を乗り越えて有効な治療法を見出すことにあった。DPBは,発病初期にはインフルエンザ菌感染であっても容易に緑膿菌菌交代を惹起し,種々の抗生物質抗菌薬の投与にもかかわらず呼吸不全が進行する。そのため工リスロマイシン治療が導入されるまで,DPBは極めて予後不良な疾患とされてきた。
1984年,工藤がDPBに対するEM少量(600mg)長期(6カ月以上)投与の有効性を初めて報告し,以後,いくつかの施設による追試,厚生省研究班(班長:田村昌士,分科会長山本正彦)による全国規模の検討等を経て,1990年には同研究班によるプラセボを用いた初めての二重盲検試験が行われた。これらの成績は,いずれも本療法の有効性を認めるものであり,今日,EM療法はDPBの基本療法となっている。
EMの作用機序は未だ不明であるが,その特徴として,(1)治療効果の 発現までに少なくとも1~3カ月を要し(緩徐な効果発現),(2)感受性のない緑膿菌を含め,細菌の種類によらないこと,(3)喀痰中の細菌が消失しなくとも病態の改善が得られることなどが挙げられ,慢性気道炎症そのものを改善する効果が認められる。近年,その作用を裏付けるように,好中球遊走活性を有するIL‐8や好中球エラスターゼ,リンパ球,肺胞マクロファージ等の炎症細胞浸潤,あるいは気道分泌及びムチン産生に対し,EMが抑制するとの報告がみられ,EMの抗炎症作用としての作用機序が解き明かされてきている。
‖予後
1995年の予後調査を図1に示す。対象は初診日が1970年以降で最終生存確認日が明確なDPB症例498例である。1970年代初診の患者群は5年生存率62.9%,10年生存率35.6%と著しく悪いが,1980年~1984年初診の患者群では5年生存率72.4%,10年生存率55.6%となりEM療法が導入された1985年以後では5年生存率は91.4%と飛躍的に改善した。
日本全国どこからでも相談可能です。(ご遠方は舌の写真など必要です、下記のメールアドレスに送ってください。)
- 1.漢方相談は来店いただくのが一番望ましいですが、ご遠方やご都合の悪い場合でも
- 2.メールTelにてご相談できます。
- 3.スカイプによるテレビ電話相談も可能です
- メール:お問い合わせ
- メールアドレス:hongkongryuhou@gmail.com
- 電話:0362623935
最終編
東京漢方薬局香港堂から本場針灸の中医学実績と症例を紹介致します。
今の最新中国おすすめの人気漢方名医実績とデータを詳しくご紹介致します、ご参考ください。
工事中
(首都医大学附属北京中医医院, 北京100010)
。
今まで西洋医学また保険診療漢方外来、病院のエキス剤、粉薬、錠剤などいろいろな法を試しても満足しない方は、東京漢方薬局香港堂の煎じ薬、民間薬をおすすめします。へ
問い合わせ
安心安全な漢方薬
漢方薬の安全性について、東京漢方薬局香港堂の漢方はすべて大手漢方生薬メーカーの「ウチダ和漢薬」などから仕入れし、「薬局製剤指針」より作られ。安全の確保のため、。すべての生薬は理化学試験、重金属ヒ素残留農薬管理、微生物など検査済みで高品質ものです
【東京漢方薬局香港堂の漢方相談対応可能地域】
千代田区(銀座) 中央区 港 区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区 東久留米市 西東京市 武蔵野市 三鷹市 狛江市 調布市 清瀬市 東村山市 小平市 小金井市 稲城市 多摩市 府中市 国立市 国分寺市 東大和市 立川市 日野市 武蔵村山市 昭島市 町田市 瑞穂町 羽村市 福生市 八王子市 青梅市 日の出町 あきる野市 檜原村 奥多摩町・上野、池袋、品川、横浜、日本橋、など
千葉県
習志野市、船橋市、我孫子市、流山市、取手市、柏市、野田市、市川市、松戸市、柏市、三鄕市、鎌ケ谷市、八千代市、四街道市、印西市、利根町、取手市、龍ケ崎市、稲敷市、鹿嶋市、潮来市、行方市、牛久市、土浦市、石岡市、霞ヶ浦市、小美玉市、千葉市、東金市、佐倉市、成田市、大栄、佐原、成東、八街市、酒々井町、栄町、神崎町、旭市、銚子市、市原市、茂原市、勝浦、木更津市、袖ヶ浦市、横芝光町、山武市、芝山町、多古町、大網白里市、香取市、白井市、蘇我市・・など
北海道地方:北海道(札幌)
東北地方:青森県 岩手県(盛岡) 宮城県(仙台) 秋田県 山形県 福島県
関東地方:茨城県(水戸) 栃木県(宇都宮) 群馬県(前橋) 埼玉県(大宮) 千葉県 神奈川県(横浜)
中部地方:新潟県 富山県 石川県(金沢) 福井県 山梨県(甲府) 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県(名古屋市)
近畿地方:三重県(津) 滋賀県(大津) 京都府 大阪府 兵庫県(神戸) 奈良県 和歌山県
中国地方:鳥取県 島根県(松江) 岡山県 広島県 山口県
四国地方:徳島県 香川県(高松) 愛媛県(松山) 高知県
九州地方:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
横浜市 大阪市 名古屋市 神戸市 京都市 福岡市 川崎市 さいたま市 広島市 仙台市 北九州市 千葉市 世田谷区 堺市 新潟市 浜松市 熊本市 相模原市 練馬区 静岡市 岡山市 大田区 足立区 江戸川区 船橋市 鹿児島市 八王子市 川口市 杉並区 姫路市 板橋区 松山市 宇都宮市 東大阪市 松戸市 西宮市 倉敷市 市川市 大分市 金沢市 福山市 江東区 尼崎市 長崎市 葛飾区 町田市 富山市 豊田市 高松市 横須賀市 岐阜市 藤沢市 枚方市 柏市 宮崎市 豊中市 長野市 豊中市 一宮市 岡崎市 高崎市 和歌山市 奈良市 品川区 高槻市 吹田市 旭川市 高知市 川越市 いわき市 所沢市 前橋市 郡山市 大津氏 北区 越谷市 新宿区 秋田市 那覇市 中野区 四日市市 春日井市 久留米市 青森市 盛岡市 福島市 明石市 津市 豊島区 長岡市 下関市 市原市 函館市 茨城市 水戸市 目黒区 八尾市加古川市 福井市 徳島市 佐世保市 平塚市 府中市 山形市 富士市 墨田区 草加市 松本市 呉市 寝屋川市 佐賀市 八戸市 春日部市 茅ヶ崎市 大和市 宝塚市 厚木市 上尾市 調布市 太田市 つくば市松江市 伊勢崎市 文京区 港区 渋谷区 荒川区 上越市 熊谷市 沼津市 鈴鹿市 岸和田市 甲府市 小田原市 鳥取市 山口市 西東京市 伊丹市 日立市
をもとに、千葉、埼玉、茨城、日本全国対応の難治性疾患の漢方薬相談専門店