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○肺がんと漢方薬○

 
当サイトでは漢方薬の情報を中心に提供しております。
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漢方医学肺癌治療の概説
肺癌は非常に複雑で、悪性度の高い癌です。80%の患者が、診断された時にはほぼ末期の状態です。
西洋医学の観点では、非小細胞性肺癌の5年生存率は15%しかなく、末期非小細胞癌(ステージⅢb、ステージⅣ)での
5年生存率では2%にも達していない。ただし、研究により癌の縮小と生存率とは必ずしも関連しているとは限らない。
癌の縮小は、治療効果の唯一の判断指標ではない。実際患者の生存年数は、ますます関心が高まる。現在は、研究により
癌患者に対する治療の目標は、単に腫瘍を小さくするのではなく生存年数を長くすること、すなわち生存年数と生活の質、副作用の軽減であることを求める。いわゆる、癌と共存するという理念である。
この観点から、癌治療の中に漢方治療はますます重要性が高まってきます。

末期非小細胞肺癌の漢方医学の治療効果
① 漢方医学治療と放射線化学療法を併用すると、西洋医学治療の効果を高め、毒性を減らす。
② 患者の臨床症状は、改善され生活の質を高めることができる。
③ 肺癌の進行を遅らせ、延命することが可能です。
④ 免疫状態が改善されます。
⑤ 手術後の再発と転移の防止に、または遅らせることができる。




気管支性肺癌、肋骨転移の症例 70歳 男性 (中医学雑誌にて発表)


咳と右肋骨痛があり、X線検査の結果、気管支性肺癌、肋骨転移と診断された。
症状:咳、血痰、胸苦しい時に胸の痛みがある

漢方薬処方:麦門冬、白花蛇舌草、夏枯草、地骨皮、猪苓、桑白皮、天花粉・
2年間、放射腺治療をせず、漢方薬を服用したところ、右肺にあった影が無くなり骨が破壊された箇所も改善された。
気管支性肺癌、肋骨転移と診断されてから漢方薬のみの治療で、5年間生存することができました。




左下肺鱗癌の症例 67歳 女性 (中医学雑誌にて発表)

NP化学療法2コース後、体が耐えられず治療を中止。その後、局所放射線療法を15回、剤量:4500Gy。
胸部CT検査は、右下肺の腫瘍6cm×5cm、自覚症状として胸苦しい、息苦しい、咳、食欲不振、血痰

漢方処方:桔梗、土貝母、桑白皮、杏仁、太子仁、オウギ、丹仁、甘草・など
漢方薬服用1ヶ月後、CTの再検査にて腫瘍が少し小さくなったので、同じ漢方薬を3ヶ月服用したところ、自覚症状が無くなり、CT検査では4cm×3cmに縮小しました。現在は、症状は落ち着いて漢方治療を継続中です。





原発性肺癌の症例 61歳 男性 (中医学雑誌にて発表)

発熱、痩せ、咳で病院へ行きX線検査をしたところ、右肺門部に円形の黒い直径3cmの影が見つかった。
診断は、原発性肺癌とされた。
漢方処方:昆布、蒲公英、ブクリョウ、沙参、貝母、桃仁、ヨクイニン、桔梗、半夏・など

継続服用5ヶ月後、肺の影はある程度小さくなったが、咳が改善されず、同じ漢方薬を1年間服用しました。
1年後、X線検査にて肺門部の影は、著しく小さくなりました。




肺癌の症例 55歳 男性 (中医学雑誌にて発表)

はじめは、咳で痰に血が混じっている。呼吸が苦しく、背中と胸の痛みで、午後の発熱。
病院のX線検査にて右上の肺に10cm×10cmの塊があり、肺結核として2ヶ月治療をしたが、効果があらわれない。
別の病院にて再検査をしたところ、首のリンパ節の腫れも見つかり肺癌と診断されました。

症状:顔面蒼白、痩せ・など

漢方処方:昆布、ボレイ、ヨクイニン、三リン、ガジュツ、ウコン、桂皮、白花蛇舌草・など
漢方薬を2年半服用したところ、全症状がなくなりました。病院でのX線検査でも右肺の腫瘍が無くなりました。
それから現在までの12年間追跡しましたが、今も健在です。


肺がん概説

一般的な症状は、血痰、慢性的な激しい咳、喘鳴(ぜんめい)、胸痛、体重減少、食欲不振、息切れなどであるが、進行するまでは無症状であることが多い。
日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌(結腸がんおよび直腸がん)胃癌に次いで3番目を占めている。
西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺癌死も増加している。


分類組織

、大きく「小細胞肺癌:SCLC = small cell lung cancer」と「非小細胞肺癌:NSCLC = non-small cell lung cancer」に大別されて扱われる。

小細胞肺癌

小細胞肺癌は肺癌の20%程度を占める。喫煙との関連性が大きいとされ、中枢側の気管支から生ずることが多い。悪性度が高く、急速に増大進展し、またリンパ行性にも血行性にも早いうちから脳などの他臓器に転移しやすいため、発見時すでに進行がんである事が多い。がん遺伝子としては L-myc が関わっている。免疫染色によるマーカーの同定や電子顕微鏡撮影により、カルチノイドなどと同じく神経内分泌上皮由来であることがつきとめられている。診断時に既に転移が見られることが多いため、化学療法、放射線療法が行われることが多い。放射線療法、化学療法に対して比較的感受性があるものの、多くは再発するため予後はあまり良くない。しばしばランバートイートン症候群(Lambert-Eaton syndrome; LEMS)などの傍腫瘍症候群を合併する。血液検査では、ProGRPや神経特異的エノラーゼ (NSE) が腫瘍マーカーとなる。時に副腎皮質刺激ホルモンや抗利尿ホルモンなどのホルモンを分泌することがあり、クッシング症候群や抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) の原因となる。

非小細胞肺癌

以下の3組織亜型があり、
扁平上皮癌(はいへんぺいじょうひがん、Squamous cell carcinoma)は、気管支の扁平上皮(英語版)(厳密には扁平上皮化生した細胞。生理的には、扁平上皮は気道においては口腔や声帯など上気道の一部の細胞であり、正常な下気道のどこにも扁平上皮は存在しない)から発生する癌。喫煙との関係が大きく、中枢側の気管支から生ずることが多い。喀痰細胞診では、パパニコロウ染色にて扁平上皮細胞から分泌されたケラチンがオレンジに染まることが特徴的である。病理組織学的検査では、扁平上皮細胞の球から内側に分泌されたケラチンが纏まり真珠のように見られることがあり、癌真珠とよばれる。血液検査ではSCC、CYFRA(シフラ)が腫瘍マーカーとなる。肺腺癌(はいせんがん、Adenocarcinoma)は、肺の腺細胞(気管支の線毛円柱上皮、肺胞上皮、気管支の外分泌腺など)から発生する癌。発生部位は肺末梢側に多い。喫煙とも関連するが、非喫煙者の女性に発生する肺癌は主にこの型である。病理組織学的には、がん細胞は腺腔、乳頭状、微小乳頭状、充実性構造を作る。血液検査ではCEA(癌胎児性抗原)、SLX(シアリルルイスX抗原)などが腫瘍マーカーとなる。 細気管支肺胞上皮癌細気管支肺胞上皮癌(さいきかんしはいほうじょうひがん、Bronchioloalveolar carcinoma; BAC)は肺腺癌の亜型で、形態学的に細気管支上皮肺胞上皮に類似した高分化腺癌である。全肺癌の3-4%を占める[9]。他の非小細胞肺癌と比較すると若年者、女性に多く、進行は比較的緩徐で喫煙との関連が薄い]。肺大細胞癌(はいだいさいぼうがん、Large cell carcinoma)は、扁平上皮癌にも腺癌にも分化が証明されない、未分化な非小細胞肺癌のことである。発育が早く、多くは末梢気道から発生する。


転移性肺癌

全身から右心系に集まってきた血液が肺へ送られるため、肺以外の原発巣からの血行性転移の好発部位となる。肺腫瘤影が多発する場合、転移性肺癌が疑われる。ただし原発性肺癌のみを「肺癌」と呼び、転移性肺癌を含めない使い方もある。

原因

最大の原因は喫煙である。

特殊な職業に携わる人はアスベスト、クロムによる肺がんに罹患することがある。その他の原因には大気汚染、放射線・・
アスベスト喫煙による肺がん増加要因の推察。]


検査

肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真CTで異常影が認められ、疑われることが多い。肺癌の検査には、胸部異常影が肺癌であるかどうかの確定診断のための検査と、肺癌の病期(広がり)を決定し方針を決めるための検査がある。
腫瘍マーカーCEA、SCC、CYFRA、ProGRP、NSEなどの高値は癌が存在する可能性を示唆する。また、後の効果を推定する補助となり得る。喀痰検査喀痰細胞診で癌細胞が検出されれば、肺癌の可能性が非常に高い。逆に肺癌があるとき細胞診検体に癌細胞が出現しないことも多い。CT肺腫瘤がスピクラ (spicula) 、胸膜陥入像、ノッチを伴う場合、肺癌の可能性が高い。また肺門縦隔リンパ節腫大の有無、胸水の有無は肺癌の病期確定に関与する。気管支鏡検査 (bronchoscopy)気管支に内視鏡を挿入することで、中枢気管支を観察し、生検を行う。経皮肺針生検CTを撮影しながら針を直接経皮的に肺腫瘤に突き刺し生検を行い、病理学的に確定診断を行なう。胸水細胞診原因不明の胸水がある場合、胸腔穿刺にて胸水検体を採取し、細胞診が行われることがある。PET核種で標識したブドウ糖を点滴静注し (18FDG-PET)、その集積をみることで肺腫瘤が癌かどうか、リンパ節および全身に転移がないかどうか推定できる。病期診断に用いる。MRI、骨シンチグラフィ脳転移や骨転移の有無をみる。



西洋医学

肺癌の中でも小細胞肺癌は他の組織型と生物学的な性格が大きく異なるため、小細胞肺癌とそれ以外の組織型を併せた非小細胞肺癌の二つに大別して方法が選択される。
小細胞肺癌(Small cell lung cancer:SCLC ―― 肺癌の約20%)
非小細胞肺癌(Non-small cell lung cancer:NSCLC ―― 肺癌の約80%)

肺癌のはその癌の増殖状態と患者の状況(年齢など)に依存する。普通実施されるは、外科手術、化学療法そして放射線療法である。また、極めて早期の肺門中心型早期肺癌に対しては、光線力学的(PDT)が行われる。

小細胞肺癌

小細胞肺癌は、基本的に発育が早いため、ほとんど発見時には進行性である場合が多い。また、CTなどの画像検査上限局しているように見えても検出できない程度の微少転移が既に存在していることがほとんどである。そのため手術や放射線療法などの局所の効果は極めて限定的であり、化学療法がの中心となる。

非小細胞肺癌
stageIII期までは手術療法が検討される。一方、stage IV以上の臨床病期では手術の適応となることは乏しく、化学療法、放射線療法がの主体となる。

放射線療法
高齢、内科的合併症などにより手術不能非小細胞肺癌に対しては、放射線が標準として行われてきた。合併症による手術不能I期非小細胞肺癌に対し、先端医療技術としてラジオ波焼灼術 (Radiofrequency Ablation) や定位手術的放射線 (Stereotactic Radiotherapy)、粒子線 (Ion Beam Therapy) を施行する施設もある。一部の報告では、低侵襲で、手術療法に匹敵する成績が報告されている。しかし、長期成績や、臨床試験の成績報告は乏しく、今後の手術療法との比較の臨床試験の結果が待たれる。
カテーテル(血管内)
手術放射線抗癌剤などの標準を終了したが、それ以上の効果が見込めず疼痛コントロールなどの対症療法しか残されていない肺癌患者に対し、一部の施設でカテーテルが実施されている。腫瘍の栄養血管に対し、マイクロカテーテルを用いて超選択的に少量の抗癌剤を注入したり、塞栓物質を注入ないし留置したりする方法である。十分なエビデンスはまだ蓄積されていないが、著効例も報告されており今後の発展と症例の蓄積が望まれる。対象は、非小細胞癌小細胞癌を問わず、また転移性肺腫瘍も可能である。

予防
喫煙の除去は肺癌予防のための闘いの第一目標であり、おそらく受動喫煙防止はこのプロセスにおいて最も重要な予防策である。

検診は重要であり且つ実施も容易なことから、肺癌予防の2番目の目標として検診の種々の試みがなされている。単純胸部X線撮影と喀痰検査は肺癌の早期発見には効果がなく、癌死を減らす結果につながらない。

しかし、2003年9月にLancet誌には期待される検診が掲載された。スパイラルCT(ヘリカルCTの項に詳しい)はヘビースモーカーなど高リスク群の早期肺癌発見に効果がある。


参考文献
西條長宏、加藤治文(編)、2011、『肺がん』、医薬ジャーナル社 ISBN 978-4-434-16309-8

『EBMの手法による 肺癌診療ガイドライン2005年版』 日本肺癌学会(Minds医療情報サービス)
『有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン2006年版』 厚労省がん研究班編(Minds医療情報サービス)





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